イラストレーターで私のいとこである
青山たか生が参加している銀座Gallery Art Pointで行われていたGroup exhibitionに、打合せの帰りに立ち寄ってきました。
幼少の時から一緒に遊んできた3歳年下の優秀でかわいいいとここが、早稲田大学を中退してイラストを勉強するという宣言に親戚一同驚かされ、気が付けば今では立派なイラストレーターに成長。最近ではたまにしか顔は会わせないものの、アートという分野で心通い合うアーティスト仲間であることがとても嬉しい存在です。
彼の描く人物画の力強さに衝撃を受けたのは、6〜7年くらい前だったでしょうか、、、彼のはじめての個展で見たイレストレーションでした。
彼の描く人物画は、大胆なタッチとともに力強い生命力に溢れ、一方でなぜか切なさや人間の心の奥底に秘めた神秘的な情動を感じさせるような繊細さに、彼のイラストレーションの前に立ちすくむような思いをしたのを覚えています。
今回の展覧会での出展作品も彼の世界観は洗練されたもので、特にオレンジ色の女性のイレストレーションは力の入れ具合と抜き具合のバランスが絶妙で、特に抜いた部分の処理の上手さが彼のテクニックの高さを実感さられるものでした。
今では企業広告などにも彼のイラストレーションを提供するほどの活躍ぶりで忙しくしているようですが、また青山たか生だけの個展開催が行われる事を楽しみにしています。
posted by Sachiyo Inami at 00:00|
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アート&デザインレポート
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