2008年02月02日

デザインに必要な要素1 〜コミュニケーション能力〜

デザイナーとして仕事をはじめて9年。フリーランスから始まり、昨年にはデザイン会社を設立するまでになりましたが、振り返ってみるとこれまで営業することなしに自然と仕事の依頼が向こうからやってきて、自然の流れに沿うようにここまで成長をしてきたような気がします。
何かの縁があって依頼されたお仕事を「依頼主に喜んでもらいたい」という気持ちで、ひとつひとつ丁寧に誠実にこなしていくうちに、それを見た人や企業から枝葉を広げるように、次々と仕事が舞い込んできました。

自分はまだ発展途上にあるとは思いますが、デザイナーとして必要な事は何だったのかと考えます。
デザイン能力はもちろんですが、そのデザイン能力というものを分析すると、やはり私たちはコミュニケーションをデザインしているという事。
デザインは、ターゲットが人であるからこそ、そのデザインを目にする人へメッセージを効果的に伝えなければいけません。
それを言葉ではなく、視覚的にメッセージを伝えるのです。
いかに視覚的にメッセージを伝えられるかがデザイナーという職能にかかっていると言えます。

そのデザインを見た人がどのように感じるのか、これを客観的な視点で判断し表現できる事が最も重要な事です。
このコントロールが正確にできるデザイナーは、見る人のこころを自由に操る事ができる表現ができるのです。
これは単なる自己満足の表現ではありません。客観的な視点に立った表現です。
もちろんデザイナーの個性としての感性が根幹にあるのは言うまでもありませんが、その感覚的な感性を頭脳を使ってコントロールする。このバランス感覚がとても重要です。

人の気持ちになって考える。人間として大事な行為ですが、これは人とのコミュニケーションそのものです。デザインを仕事にしてくのであれば、デザインセンスだけではなく、クライアントや、スタッフ同士のコミュニケーション能力が重要である事を忘れてはいけません。


posted by Sachiyo Inami at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | デザインの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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