
琴平神社からの神主さんを迎え、建築家の中村さん、実施設計を担当してくださった山崎さん、親松工務店のお二人、それから息子と私の両親、合計8名の参列者です。
初めての経験で不安もありましたが、いよいよ工事が始まるんだ、夢ではなかったんだと、気持ちが高まる思いがしました。
神前を前に、神主さんのおはらいことばがはじまり(開式の辞)「これから神様をお招きします」と言葉(降神)のあとにまた祝詞(のりと)が続きます。
そして家が建つ予定の四隅に神主さんが移動して、お清めをして下さいます。(四方祓)
それからメインの「地鎮の儀」です。
笹が刺さった盛り砂に、1,設計者、2,施主、3,施工者がそれぞれ斎鎌、斎鍬、斎鋤を行います。

はじめに、設計者である建築家の中村さんの「苅初(かりぞめ)の儀」です。
笹を持って「えい、えい、えいっ」というかけ声のあとのに、笹を刈り取る動作をします。
さすが中村さん、場慣れしてるなあと感動。

つぎに施主の私です。神主さんから説明をもらい、くわを持って、砂山に「えい、えい、えいっ」とくわを入れます。

最後に、施工者の親松工務店さんが「えい、えい、えいっ」というかけ声と鋤(すき)を共に入れます。

そして玉串奉奠(たまぐしほうてん)。
参列者一同が玉串(たまぐし)をお供えして拝礼します。
二礼・二拍手・一礼の順に一人ずつ行います。
最後に神籬にお招きした神様にお帰りいただき、参列者一同で神酒を飲み交わしました。
全部で30分もかからない程度のものでしたが、とても厳かな時間を過ごす事ができました。

この後は、工務店の方とご近所に工事がはじまることのご挨拶にまわりました。
天気予報で午後から雨ということでしたが、地鎮祭の間は天気がもってくれて、一通り終ったとたんに、雨がぽつぽつとふりだしました。