
模型も、設計修正後の最新バージョンで用意してくれていました。


今回も、朝の10時から18時までの長時間に渡る打合せ。
建築家の中村さんと、実勢設計を担当して下さる一級建築士の山崎さん、それと中村さんの事務所に4月から入社予定の新しいスタッフが、研修ということで同席しました。
この新スタッフさんは、なんと私が非常勤講師をしている共立女子大をこの3月に卒業したばかり女の子でした。
私は建築学科の授業は担当していないので、お互い面識はなかったですが、1月に大学の1階ホールで4年生の卒業設計展を開催していたのを見ていたので、ここでも縁がつながっていたと嬉しくなりました。
設計の打合せは、基礎部分などの細かな部分詳細図を見せてもらい、そのきめ細かな設計にさすがと感心。その他、立て付け家具の仕様から、窓の高さや大きさ、窓の鍵の位置まで私が使いやすいように決めることができ、これが注文住宅ゆえのフルカスタマイズなのかと改めて実感。
カーテンは、シンプルでモダンにまとめたいので、白の縦型のバーチカルブラインドをリビングや私の寝室、子供部屋でも選びました。
この白のバーチカルブラインドは、オフィスでも使っていて、ブラインドの白い面に光を受けると、ブラインドの布が白く発光したスクリーンのようになってとても眩しくて困っていたのですが、今回遮光タイプのものがあることを知り、寝室は遮光タイプの白いバーチカルブラインドをセレクトしました。
外構は、予算がないのでたいしたことはできないのですが、エントランス前には車3台は置ける程の広いスペースがつくれるので、駐車スペースは来客用含め2台として、残りはシンボルツリーとして大きめの木を1本、余裕のあるスペースの中央に植えるようにしてもらいました。
その他、家の周りに植木を植えることにはなりますが、予算の都合上厳しいところもあるので、手持ちの鉢植えや、実家にある植木をもらって、時間をかけて揃えていくのかなあというところです。
駐車スペース部分は、コンクリートだけではつまらないとのことで、コンクリートに規則的に丸い穴をあけて、そこにタマリュウを植えることにしました。グレーのコンクリートの面に、グリーンの丸が規則的に配置されて、面白くなるだろうと楽しみです。
これで一通りの設計がすべて完了し、これをもとに工務店に見積りをだしてもらいます。
3〜5社から見積りをとり、施工会社を決めることになりますが、出て来る金額はこちらの金額を大幅に越えてくるようなので、次は予算に合わせて減額するための設計打合せとなります。
これまでは要望を形にした設計でしたが、次は、出てきた金額をみて、何をあきらめるか決めていく設計です。
安く上がってくるよう祈るばかりです。