
建築やデザインに関心を持ち始めた中学1年の息子にもいい経験になるだろうと、息子を誘いBankART Studio NYK で行われていた学生卒業設計コンクールを見てきました。
神奈川の各大学から選出された卒業設計の模型と図面の展示と、この日は優秀作品を審査する公開審査も行われていました。
最近母親である私との距離を持ち始め、今回も私からの誘いに面倒くさそうに応じていた息子でしたが、会場に並んだ模型作品を目にすると、ひとつひとつの作品に食い入るように見てまわり、「ねえ来て、俺この作品が好き」なんて楽しそうに話してきました。
フランク・ロイド・ライトの母親は、ライトがお腹にいる時から、「この子を建築家にするんだ」と確信していたという話しを聞いた事がありますが、建築大好きな私も、息子には建築の道を歩んでもらいたいという密やかな望みがあり、まあ大成するかどうかは別として、さらに本人の意志は最優先だとは思っているので無理強いはするつもりはありませんが、まずは建築という職業があることと、大学進学の選択肢として建築学科に関心をもってもらいたいと、ひとつひとつ機会を与えている母親でありました。

先日デザインしたポスターがBankART Studio NYK の入口に貼られていました。