我が子の作品鑑賞はもとより、建築家の栗生明氏が設計したこの美術館に入るのが私の楽しみで、今回は両方を楽しむ時間となりました。
まず息子の作品については、テーマは「生活画」で、和太鼓をやっている息子はその様子を絵にしていました。
小学生から美術だけは得意でしたが、これまでも和太鼓を叩いている姿を何度も絵や、立体作品で表現してきました。
今回も、秩父屋台囃子を叩く姿を描き、太鼓に当たった照明の表現など舞台上での様子が伝わるもので、よく頑張りました。が、美術を教えてきた立場から言うと、真横からの構図ではなく下からの見上げなど、アングルを工夫すればもっと迫力が出たのに、、、とは思います。
(さらに言うと、私の中1の時の方が、もっと上手かったかも・・・?)
それでも、これだけの立派な美術館に展示されるなんて、親として嬉しいものです。
あとはこの学校の建築はとても興味深いもので、女子部はあの丹下健三氏が設計し、稲塚二郎氏が設計した男子部高等学校(写真右)も、ダイナミックな面白い建築です。
広い敷地内で、これだけの建築を楽しめるのも、学校を訪問する私の楽しみになっています。
生徒の美術鑑賞の後は、ちょうどこの日に行われた高校生の吹奏楽部のコンサートを聴いてきました。息子が所属する中学生の演奏と比べると格段にレベルが高く、本格的なクラシック演奏を堪能してきました。