さまざまな職業をクローズアップして、それぞれの職業につき4ページ程度に渡って紹介していく形式のもので、webデザイナーの項目で、webデザイナーにインタビューをするために、インターネットで検索して、数多くあるwebデザイン会社からスタジオネオを選んで下さったとの事です。
インタビューは、入社4年目になるスタッフサホが応じました。
彼女はもともとhtmlやCSSの十分な技術は持ち合わせての入社(アルバイト)でしたが、スタジオネオの勤務を通してデザイン力をどんどん上げ、webディレクターになってからは、企画やディレクション面でも活躍するほどに成長した優秀なスタッフです。
仕事を通しての楽しさや、苦労など体験を通してインタビューに答えていました。
私の息子もこの3月迄小学生で、卒業アルバムには「将来の夢は、デザイナーか建築家」と書いていましたが、クラスの中にも将来デザイナーになりたいという子どもたちも何名かいたようです。
デザインといっても、ファッションデザイン、インテリアデザイン、グラフィックデザイン、webデザインといろいろありますが、インターネットやゲームに慣れ親しんでいる子どもたちにとって、ゲームデザイナーやwebデザイナーは最近では憧れの身近な職業になっているようです。
インタビューの中で「小学生のうちにやっておくといい事、大事にしておく事はなんですか?」という質問があり、インタビューを受けたサホが私にヘルプを出して来ましたが、とても面白い質問だなあと思いました。
私は「子どものうちは、楽しくものを作る経験をすることが一番大事」と答えましたが、webデザインに限らず、他のデザインの分野であっても、クリエイティブな仕事を続けるに当たって、柔らかい発想を作ること、工夫をする事、これをできるようになる事が、一番大切なことだと思います。
ゆとり教育で学校の授業時間が減らされた影響もあり、図工の時間が減ってしまいましたが、ものをつくる行為は、子どもたちの脳に「創造」面での刺激を与えてくれます。ものを作り上げる中で、不都合なことがおきれば、それを回避するために「工夫」をして、別の方法で創造行為を行う。そしてもっと面白いものを創りだしていく。
この柔軟な思考回路が、将来クリエーターとして仕事をする上で、とても大切なことなのではないかと、今回のインタビューを聞きながら考えていました。
暗いニュースも多い現代社会ですが、子どもたちにとって、大人になってこんな職業に就いて活躍したい、社会の役に立ちたい、大人の社会も楽しそうだ、そんな明るい未来を子どもたちに指し示してあげる事が大切なのではないでしょうか。
そういった面で、この書籍は子どもたちの夢を形作る手助けになるものだと、一人の親としても嬉しい企画だと感じました。
この書籍は、11月下旬に出版予定だそうです。
出版したら、またこのブログでご紹介します。