
今、靴下のパッケージデザインのプロジェクトに関わっています。
保湿性に優れ、はくだけでかかとがツルツルになる靴下。その機能性の高さはもちろん、ひとつひとつ人の手によって作業をする工程もあるとのことで、日本の工房の職人的なイメージから、「和」の方向でいこうと話しが進んでいます。
「和」のイメージのパッケージと言えば、やはり和紙を使いたい。
まずはサンプル探しにと、株式会社竹尾のショールーム、見本帖本店に行ってきました。
青山見本帖は、美大時代から美大生達が皆よく通っていましたが、今回は本店のショールムへ。
すべての要素が白一色で構成された空間。紙見本が置かれた台は、その空間の中で、これまた絶妙なバランスで配置され、足を踏み入れてその美しさに、息をのむ程でした。
そして、この真っ白で均質的な空間は、紙の微妙な色や素材を、敏感に感じ取ることができるような気がしました。

ここまで整然と整理された空間と、サンプルを探しやすくしているシステム。
見た目だけでなく、機能的にも洗練された美しさに感心しながら、パッケージデザインの打合せに向かいました。
また遊びにきます。
ありがとうございます。