2010年06月06日

日本写真協会(JPS)展

100606写真美術館1.jpg和太鼓祭音のみーさんの作品が、JPS展(日本写真家協会展)に入選したということで、恵比寿の東京都写真美術館で開催されたJPS展・東京展に行ってきました。
各賞の受賞作品に、283名の入選作品が、写真美術館の地下展示室の壁に並び、それぞれの写真家の世界観を楽しんできました。

息子が所属する和太鼓集団で出会ったみーさん。会社勤めをしながら趣味で撮っているという写真を見せてもらったのが、4年くらい前だったでしょうか。
素人の写真というつもりで写真を見はじめていたら、写真から強く発してくる独特の世界観に、私の感情が揺さぶられるようで、写真作品のもつ世界観とみーさんの感性に驚かされたのを覚えています。
それから昨年はじめての二人展を開催し写真の作品を発表、その頃ちょうど雑誌「デジタルカメラ」で入選したりと、それらの作品を見て、やはり彼女の才能は素人離れしたもので、アーティストなんだと感じました。

そして今回の日本写真家協会展。
入選した彼女の作品は、「空と・・」というタイトルの3連作。
モノクロの3枚の空を写し出した作品。
1枚は、水面(多分海面でしょうか)と空。
1枚は、一面の砂の大地と空。
1枚は、水たまりと空。
色のないモノクロ世界でありながらも、対比される3つのモチーフと画面で共存するそれぞれの空の表情の違いが、浮き立って見えてくる連作でした。
3つめの作品、水たまりの中に切り取られた空は、特に面白みを感じるものした。

この展覧会全体の作品の印象としては、大きな賞を受賞している作品は、どれも気の利いたタイトルとともに、絶妙な一瞬をとらえ、同時に画面構成の完成度の高さに、さすがと思わせる作品でした。
切り取られた一瞬からその前後の物語を語ってくるもの、ふっと笑ってしまうもの、ただただ最高に美しく感動を与えてくれるものなど・・・写真家の数だけ世界観があり、作品ごとに気持ちを切り替えてすべての作品をみるのはけっこう大変な程でした。

そして今回の展覧会で楽しませてもらったのは、写真としての作品だけでなく、作品タイトルでした。
シャレのきいた笑いをもたらせてくれるこの写真のタイトルが、もし別の平凡なタイトルであったら、きっと普通の作品で終っていただろうと思われるものも多くありました。
作品に添えられたタイトルは、作品の重要な構成要素になっているのだと感じました。

またJPS会員の作品は、さすがに表現コンセプトも質の高いもので、プロの写真家としての仕事を見せていました。

みーさんの今後のアーティストとしての活躍が楽しみです。

みーさんブログ「月のかけら」
http://crescent99.exblog.jp/page/7/


posted by Sachiyo Inami at 12:23| Comment(1) | TrackBack(0) | アート&デザインレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わぉ♪こんなにホメていただいて恐縮です(^^;
(・・・ってか、ホメ過ぎです!(笑))
お忙しいところお出かけくださって、こちらこそどうもありがとうございました。
最近なかなか会えませんが、ますます元気に活躍されているようで良かったです☆
またワイワイ飲みにでも行きたいですね!
ではでは〜(^^)ノ
Posted by みー at 2010年06月14日 00:07
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