そして今日、スタジオネオが手がけたBulleitn1号目の6月号が届き、冊子を手にして嬉しさも一塩。webでは感じることのできない成果物の実感を肌で感じることができました。
これまで12年に渡ってたずさわってこられたデザイナーである山口さんの後任の選定に当たっては、スタジオネオも印刷のデザインもやっているからとお声をかけてもらい、そのまま手をあげたものの、有名な出版会社を含む4社からの選定だったので、まさか受注できるとは思ってもいませんでした。
けれどweb業務を通しての信頼性とデザイン面での評価、さらに広報委員会の皆さんと一緒になって、同じ視点で共に作り上げてくれるだろうということから、スタジオネオを選んで頂いたということでした。
2ヶ月おきに発行されるJIA関東甲信越支部の全建築家に配布されるこの広報誌「Bulletin」の編集デザインをお任せいただけることになり、スタジオネオも冊子全体のデザインは始めての経験なので、決定した3月末、急遽InDesignを導入し、DTPのデザイン体制を整え、5/6の入稿まで新しい体制のJIAのBulletin編集委員の方々と試行錯誤で走ってきました。
webと違ってアップしてから間違いが見つかっても対応できるものではないので、編集委員の方々との校正などのやりとりも、かなり頻繁に細かなやりとりが行われます。
カナダの出版社で編集デザインの業務をしていたデザイナーによる専門知識をもとに、昨年入社したスタッフにははじめて窓口となって任せる仕事になりました。
印刷物が上がって来る迄は、なかなか心配がありましたが、今日、現物を手にして安心と同時に、とても嬉しい気持ちが込上げてきました。
表紙のデザインも一新させてもらったので、スタジオネオらしい爽やかさも感じられるものになったかと思います。
次回の9月号の発行に向けて、次は7月〜8月が編集業務の山場になりそうです。