2009年05月03日

ミュージカル「ふしぎの森へ…」

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webサイトやグラフィクのデザインという形で8年間関わってきたゼロキッズのミュージカル「ふしぎの森へ…」を中野ゼロホールに見に行ってきました。

2003年公演「そらのふしぎ」に引き続き、今度のテーマは、空から森へ舞台を移し、プロデューサーでもあり脚本を手がけた佐々木さんの夢のある世界に引き込まれるものでした。



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今回は、ミュージカル告知のためのwebサイトとブログ、ポスター、チラシ、プログラムなどの印刷物のデザインをスタジオネオで担当し、舞台イメージと合わせたかたちでグラフィックの中に森の世界を展開しました。
公演当日、開場前の列に並び、時間を迎え会場の入口に近づき、受付やグッズの販売エリアに、ポスターデザインにイメージを合わせた手作りの葉っぱがたくさん貼られているのを目にして、ポスターのデザインがこういったところにも反映されていること、さらにそれらの演出が、森の世界に潜り込んだような気分にさせてくれ、とても嬉しく思いました。

大きなホールは、チケット料金2,500円にも関わらず満席で、子どもが演じるミュージカルとは思えない程の完成度の高い舞台を実現していました。舞台にかかわる演出家、舞台監督、音楽監督らの協力があっての実現だとは思いますが、公演に至るまでのゼロキッズの活動(キッズミュージアム、キッズアートハウス、森での合宿など)がとても充実した内容で、その活動の延長線上に自然と今回の公演が作り上げられたことを思うと、この公演もさらに価値あるものであると感じました。

今回の公演には、小6の我が息子と、お友達母子、和太鼓祭音・平間わんぱく少年団の代表、山本忠利先生と5人で一緒に鑑賞してきましたが、一人の母親として、また昨年平間わんぱく少年団で息子とともに舞台公演を成し遂げた立場として、それぞれの側面で今回の舞台を鑑賞していました。

6年前の「空のふしぎ」の時には保育園児だった我が息子も、今では小学校6年生となり、ちょっと生意気なところもでてくる年代。
舞台の中で「親は私のことなんか心配していない」「親なんて、塾にさえ行くって言っていればそれで安心するから」と言っていた子どもたちが、ふしぎの森へ迷い込み家族と離れて家族の事を思い出すシーン、、、
2幕の第11場「家族の待つ家」で、子どもたちの後ろで、半透明のスクリーン越しにその家族たちが姿を現し、子どもが生まれた時の喜びと、「生まれて来てくれてありがとう」というメッセージの歌を歌います。
その歌詞に、息子を出産した時の喜び、子育ての中での息子への思い、自分の体験と重なり合って、涙が溢れてとまらなくなってしまいました。
いつの時代も変わらない親子の絆、愛、いのちを大切にする気持ち。
当たり前だけれど、人として一番大切なことを、佐々木さんの夢のある空想の世界の中にはメッセージとして込められており、一鑑賞者として感動してしまいました。


また昨年の平間わんぱく少年団が作り上げた舞台「和太鼓と平和の願い大空へ」で、舞台を作る側を体験した立場としても、とても興味深くこの舞台をみることができました。
代表の山本先生もおっしゃっていましたが、子どもたちに演技をさせるのは(特に振り付きで)本当に大変なことだそうで、それをここまでやりのけるのは、大変な練習をこなした子どもたちの頑張りと、大人の協力とご苦労があって実現できたものと思います。

そして改めて、この行動力をもつゼロキッズという団体自体がすばらしく、多くの人の協力を得ながらそれを導いていく佐々木さんのパワーには恐れ入るばかりです。
ゼロキッズの今後の活動に期待をしています。



posted by Sachiyo Inami at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | アート&デザインレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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