2008年08月22日

女性建築家とのミーティング

今日は、女性建築家のwebサイトリニューアルの打合せでした。建築家のwebサイトデザインは私が最も得意とする分野で、これまでも多くの建築家のwebサイトを作ってきました。特に最近は女性建築家からのご依頼も増え、女性建築家ならではの建築に対する感性に共感など感じていましたが、今日も、同じモノづくりをする先輩として、とても有意義なお話を伺える時間となりました。

080822左知子設計室.jpgその方のオフィスは、先月オフィスを移転されたばかりと話しを聞いていましたが、プリントアウトしたネット地図を頼りに辿り着いたオフィスビルは、想像もしていなかった美しい建物で感動。白い壁とガラスの空間がとても美しく、オフィスビルとは思えない程心地いいビルでした。(※設計はこの方がなさったものではありません)
スタジオネオのオフィスも、とても心地よく美しい空間で移転などとても考えられない程気に入っているのですが、もし業務拡大でオフィスをもっと広く、さらに都心に移転することなどあったら、こんなオフィスに移転したいと思えるオフィスビルでした。

打合せは約2時間近くかけ、その方の建築作品を見せてもらったり、設計理念などを伺いました。
私のスタイルとして、webサイト制作前の打合せは多くの回数をもちませんが、一度の打合せの中でクライアントのビジョン、世界観を引出し、さらにそれを私の感性で感じ私の内面に取り入れることに集中します。その結果、クライアントの魅力を引き出すためのデザインの形がひらめき、webサイトを成功させるための手法・アイディアも湧いてきます。

今回もこの建築家の方はご自分の理念を丁寧に語ってくれたので、私もそのお話に深く入り込むことができました。この方は建築家としての20年の実績をもつベテランで、住宅の設計を主になさっている方ですが、はじめはその方の世界をリサーチするためにヒアリングをしていたわけですが、その方が住宅設計の際に、施主の生活空間を作る事にプロフェッショナルとしての大きな責任感を持って取り組んでいらっしゃる姿勢に、大きな感銘を受けました。

設計を始めてから設計を完成させるには約1年程かけて、施主とのやり取りをするそうです。その間、施主の家族とのコミュニケーションを通じて、その家族にとってどういった間取りがベストな空間なのか、施主の言葉はもちろん、言葉にはでてこないものまでを感じ取り設計という形を作り上げて行くとのこと。そして、施主が要望している内容についても、施主のメリットを考えプロフェッショナルとしての経験から、それに反対し別の提案を押すこともあるとのこと。その設計によって、その空間に住まう家族の人間関係にも影響するという建築家の役割の大きさにも改めてすごいものだと感じました。

webサイトは実質1〜2ヶ月で完成し、もし気に入らなかったらすぐに作り替える事ができる。けれど住宅は施主にとって一生の買い物となるわけで、その建築家の責任の重さは、webサイトデザインとは比較にならないものでしょう。さらに、住宅に一番長い時間いるのは大抵女性で、その女性の感性を生かして設計されている。同じ女性で、ものを作る大先輩として、とても刺激を受ける時間となりました。




posted by Sachiyo Inami at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | デザインの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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