2007年09月30日

人と人の力が合わさるということ

studio-neoimg2.jpgスタジオネオのスタッフは、とても素晴らしいメンバーが集まっています。
皆それぞれが自らの技術と能力を生かして、まだ設立して間もないスタジオネオを作り上げて行こうと力を合わせています。
彼らの真摯な姿と心の美しさに、私の心は動かされます。
こんなメンバーが作り上げていくスタジオネオの将来に、大きな期待と成功を確信しています。

個人事業として、スタジオネオを立ち上げた当初は、すべて私一人で作業を行っていて、他人に仕事を任せるという事に不安を感じていました。どんなに忙しくても、私があと何人かいればいいのに、と。
けれど2年前にスタッフが1名入り、はじめは仕事を教え、その教えた技術の中で手伝ってもらっているという存在だったのが、気がつくと彼は成長して私が持っていない技術を習得し、その技術をもってスタジオネオの業務に貢献してくれる存在となりました。
そこで初めて、自分とは違う個性と技術を持った人と、力を合わせてモノを作って行く可能性の大きさを知りました。私は一人でいいのです。私にはない個性をもった人間こそが必要であるということを。そして彼らの個性を見極め、生かし、1+1が3以上になるようにするのが、私の役割であるとも感じています。
今、スタッフが増え、それぞれが得意とする能力を持って、私を支えてくれています。
彼らと力を合わせて一緒にモノを作り上げていく日々を送れる事、そんなスタッフに恵まれた事、感謝の気持ちで一杯です。
きっとこれから、たくさんのいい仕事を残して行く事ができると確信しています。

2007年09月29日

空間の強さと魅力〜建築との関わり〜

スタジオネオが最も得意としている分野は、建築に関わるデザインです。
そして私が行うアート活動は、インスタレーションという空間作品として表現することがほとんどです。

私が建築や、空間表現に魅せられる理由は、「3次元の強さ」=「身体を通した体験」にあります。
webサイトやグラフィックのデザインなど2次元のデザインを行う毎日ですが、3次元の強さにはかなわないと思っています。デザインやアートが、人に何かを伝えるものであるとして、人のこころにメッセージを送る手段として、鑑賞者が自分の体を使って空間を体験する事は、その情報量の大きさは2次元とは比べものにならない程大きく、その情報は体と記憶に強く刻まれます。
その空間=空気を体験するということは、静止画を目だけで見るのでなく自分が歩き移動する事により、自分の身体でその空間を体験するということです。部屋を移動するシーンを映した動画は、身体ではなく、目だけで得た体験にすぎません。さらに、空気を肌で感じ、周囲の香り、音も加わって、総合的にその空間を感じる事ができます。五感を通して感じられる事の強さは、ものを表現する伝える手法として常に意識していますが、さらに鑑賞者として、多くの空間(自然、人工的なものを問わず)に大きな感動を与えられてきました。

オーストラリアの大地に身を置いた時、熊野の森の空気を肌で感じる時、あるいは小川のせせらぎに佇んで耳を傾けている時、私の心と身体は、それらの空間と共鳴しているのを感じます。
同様に人工的なものであっても、有名無名を問わず建築家の設計した建築からも同じような感覚を得る事が多くあります。直島にある安藤忠雄設計ベネッセハウスのOVAL客室の大きなガラス窓から見られる瀬戸内海の景色は素晴らしく、地中美術館スロープ回廊のスリットからみる中庭の風景は絶妙で、人がスロープを移動する事で人の目に映るビジュアルがどのように変化するかまでを計算し尽くしているところに、安藤忠雄のすごさを感じます。

2007年09月24日

スタジオネオの名前の由来

スタジオネオ(http://www.studio-neo.jp/)は、webやグラフィックなどのデザインを行う二子玉川にあるデザイン会社です。
フリラーンスのwebデザイナーとしてスタジオネオを設立してから8年、多くの方々に支えられ、今年1月には株式会社スタジオネオが誕生しました。
スタジオネオの事は、これから少しずつご紹介していきたいと思いますが、まずは第一回ということで、スタジオネオの名前についてお話します。

ネオという名前の由来について。
neoとは、「新しい」という意味は広く知られていますが、映画マトリックスに登場するneoは、その名前は"The One" (救世主)のOneをアナグラム化したものであるそうです。
私たちスタジオネオのスタッフが創造するという行為を通じて、人々の心に残る新しい何かを提案できたら、救世主は大げさかもしれませんが、デザインというコミュニケーションを通して少しでも人々のお役に立てればと考えています。
ここで意味する新しいものとは、斬新で奇異なものばかりを指すものではありません。
もしかしたら、人間が忘れかけた懐かしい記憶、心地よさ、そういったものを現代のテクノロジーと共存させながら実現する事が新しい世界なのかもしれないと感じています。
私たちモノの作り手は「人」であり、クライアントもエンドユーザーも心を持つ「人」です。
人のこころに響くものを、スタジオネオという場を通じて提案していきたいと思っています。

自己紹介

まずは・・・自己紹介。
多摩美術大学を卒業し、筑波大学大学院で修士号を取得した後、フリーランスのデザイナー、アーティストとして活動を始めました。
現在は、アートディレクターとしてデザイン会社スタジオネオを経営し、年に1回程度個展などを開催しインスタレーションなどの発表などを行い、その傍ら短大で非常勤講師をしています。
プロフィール詳細 >>

また、プライベートでは現在、働くシングルマザーでもあり、筑波大学院在学中に結婚、出産をし、修了制作は自らの妊娠の記録をインスタレーション作品を発表したりと、少々変わった人生を歩んでいますが、女性にしか持ちえない感性を生かして、強くしなやかに生きて行きたいと思っています。

現在は、今年1月に設立したばかりのデザイン会社スタジオネオの業務に追われ、アーティストとしての活動は少なくなっていますが、このブログでは、アート、デザイン、さらには個人的に大変関心がありスタジオネオのデザイン業務やアーティストとしての活動にも深いつながりのある建築の話、さらに私の日常の様子など差し障りのない範囲で展開して行けたらと思っています。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。